めまいについて
原因不明のめまいでお悩みの方は
一度当院までご相談ください
めまいにはさまざまな症状があり、頭がふらつく、目が回る、気が遠くなる、ふわふわするなど個人差があります。脳疾患以外が原因となる末梢性、および脳疾患が原因となる中枢性に分けられ、主に平衡感覚を保てなくなってしまいます。原因がわからない場合や改善しない場合は、一度医療機関で検査を受けられることを推奨します。めまいでお悩みの方は、一度当院までご相談ください。
TROUBLE
こんな場合はご相談ください
- 頭を傾けるとめまいが起こる
- 音が聞こえにくくなった
- めまいや吐き気が繰り返し起こる
- 身体にしびれがある
- 吐き気や嘔吐も起こる
- ろれつが回らない
めまいの種類
良性発作性頭位めまい症(BPPV)
耳性めまいの原因で最多といわれており、頭の位置を特定の方に傾けることでめまいが起きてしまいます。耳内部の前庭に存在する耳石が所定の位置からずれ三半規管内を浮遊したり、クプラという部分に付着することで生じます。頭の動きに連動し一般的には発作は1分間以内で、難聴を伴わず、一週間程度での改善が見込まれます。稀に遷延する場合もあります。
メニエール病
30~40代で初発が多い疾患であり、めまいと聞こえにくさの発作が反復することが特徴の疾患です。症状は数分から数時間続き、1日中寝込んでしまうこともあります。聞こえにくさは、回復、増悪を繰り返し耳鳴りの合併も生活へ多大なる影響を与えます。内耳を満たす内リンパの過剰状態が原因と言われております。
前庭神経炎
三半規管からの平衡感覚の情報を伝達する前庭神経の炎症と言われております。発症すると強い回転性めまいが数日間継続します。開眼することも困難となり、入院加療を要する場合もあります。難聴や耳鳴りを伴うことはないと言われております。
突発性難聴
突然音が聞こえにくくなる疾患で耳鳴りやめまいを合併することもあります。主にステロイド内服による治療を行いますが、難聴の程度や糖尿病の合併症の有無により入院加療を推奨する場合もあります。睡眠不足、疲労の蓄積、ストレスなどからの内耳の循環障害が原因と考えられておりますが、依然として解明されていない点も多い疾患です。
当院の検査
赤外線眼振検査
当院ではめまい検査用の機器を導入しており、赤外線CCDカメラ搭載のゴーグルを装着することで眼振検査の実施が可能です。目の動き(眼振)をしっかり捉えるため、めまい症状でお悩みの方特有の眼振があるか確認することができます。
聴力検査
めまい検査の一環として、音を感知する経路に異常がないか確認する聴力検査を行います。ヘッドホンを装着していただき、さまざまな大きさや周波数の音を聞き分けることができるか調べます。
平衡検査
めまいやふらつきがある場合、
① 三半規管、前庭の機能
② 深部知覚機能
③ 視覚での補正の有無
を、総合的に判定する必要があります。開眼1分間・閉眼1分間、スタッフが付き添い、重心動揺計と呼ばれる測定器に立っていただき測定します。検査結果のレポートを即日お渡しいたします。