花粉症・アレルギー性鼻炎について
症状が重い
花粉症・アレルギー性鼻炎は
医療機関で治療しましょう
鼻腔内に侵入してきた花粉などのアレルギー物質に対して、免疫反応が起きることで鼻水やくしゃみなどの症状が出てしまいます。花粉症・アレルギー性鼻炎は市販薬で症状を緩和することができますが、医療機関での治療や処方された内服薬を用いれば、より高い改善効果が期待できます。通年性・季節性のアレルギー性鼻炎でお悩みの方は、一度当院までご相談ください。
TROUBLE
こんな場合はご相談ください
- くしゃみがとまらない
- 水っぽい鼻水が出る
- ずっと鼻が詰まっている
- 集中力が低下する
- 目がかゆい
- 目が充血する
通年性のアレルギー性鼻炎
主にダニやハウスダストが原因となり、季節関係なく年間を通じて鼻炎症状が出ます。原因を取り除くため、定期的に掃除や布団を干すなど対策することをおすすめします。
季節性のアレルギー性鼻炎
春季や秋季など、一年の中で決まった時期に鼻炎症状が出ます。ヒノキやスギ、イネなどの花粉が原因であり、体内への侵入を防ぐためマスクや眼鏡をつけるなどの対策が有効です。
治療方法
薬物療法
花粉症の治療は、各種お薬の服用が一般的です。抗ヒスタミン薬や点鼻薬が中心となっており、くしゃみや鼻水などの抑制に効果があります。アレルギー症状が出る前からの使用が非常に有効です。眠気が出にくい内服薬も数多くありますので、お気軽にご相談ください。
舌下免疫療法
ごく少量のアレルゲンを長期的に体内へ取り込むことで、過剰なアレルギー反応を減弱していく方法です。現在、スギ花粉(シダキュア)とダニ(ミティキュア)に対する治療薬があり5歳頃からのお子さんから開始可能です。
舌下免疫療法について
くしゃみ・鼻水・鼻づまりの改善
目のかゆみ・涙目の改善
QOL(生活の質)の改善
アレルギー治療の減量
このような方が対象となります
スギ花粉症
患者
ダニアレルギー
患者
治療を受けられない方
- 重症気管支喘息をお持ちの方
- 65歳以上の高齢者
- 妊婦、授乳中の方
- 非選択的β遮断薬を内服している方
- 全身性ステロイド薬を内服している方
- 悪性腫瘍、自己免疫疾患、免疫不全の方
花粉症対策
花粉症は
ご自身で対策することも可能です
春季・秋季など花粉が飛散しやすい時期には、花粉症で悩まれる方が多くいらっしゃいます。耳鼻咽喉科で治療を受けていただくことはもちろん効果的ですが、ご自身でできる対策もあります。マスクや眼鏡の着用、加湿器や空気清浄機の使用、規則正しい生活を通じた免疫力の低下防止など、日々の生活で花粉症対策を意識してみましょう。
花粉飛散情報
POLLEN